みぃつけた!

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僕はみきお、みんな元気?最近、ぐっとあったかくなってきたね。午後になると暑いくらいの日もあるもんね。水分をしっかり摂らなきゃね!

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気温が上がってくると、侵入者が増えるんだ。僕の家では『ムカデ』『ゲジゲジ』『クモ』『カメムシ』『ガガンボ』『ゴキブリ』などが、家族みんなが嫌がる侵入者だ。これらをいち早く見つけて知らせるのが僕の役割なんだ!

先週、ついに侵入者が現れた!僕は、久しぶりに現れた侵入者に興奮しすぎたようで、『知らせる』役割をすっかり忘れて『退治』しようとしてしまったんだよね。アドレナリンが出過ぎたようだ。

あやまちを繰り返さないために、あの時のことを振り返ろうと思う。

午前9時頃、見回り中に、和室の縁側の窓に黒い物体を見つけた。大きさは5センチくらいだった。窓の中央でゆっくり動いているところを発見した。僕は、自分の気配を消して慎重に近づいた。まずは、侵入者が誰なのかを確実に認識する必要があるからね。

色は黒く見えたけど、よく観るとこげ茶色だね。長い足が6本ある。小さな頭に大きなおなかがある。ということは、この侵入者は『クモ』に違いない。

近寄ってみると、意外と大きい。この『クモ』が家の中に入ってきたら、母ちゃんは間違いなくパニックを起こすだろうな。姉ちゃんもびっくりしてひっくり返るかもね。ぴっちゃん(今は別のところに住んでいる姉ちゃんの妹のことね)は、虫が大嫌いだから、気を失っちゃったりして、ぷぷぷぷぷ。父ちゃんは会社に行っちゃったから、僕がなんとかしないとね!

僕が右パンチを繰り出したら『クモ』はびっくりしたみたいで、窓の隅っこに逃げた。おい、そっちに逃げるな!こっちに来い!僕と勝負しろ!

左手で捕まえてやるぞ!もーっ!窓の向こう側だから、捕まえられないよ!僕が手出しできないことを知って『クモ』は、まったく動かず、堂々としている。敵ながらあっぱれだ!

僕が、窓をドンドンと叩く音に気づいて母ちゃんが来た。「みきおさんは、母ちゃんを呼ぶのが仕事でしょ?ひとりで何してるの?!」怒ってそう言うんだ。母ちゃん、今は仲間割れしている場合じゃないよ!協力して『クモ』をなんとかしないと!

母ちゃん、少し窓を開けてみてよ!ナニ?怖いからイヤなの?それじゃあ、この事件は解決しないよ!

下から覗いても出てこない。カサカサと『クモ』が動く音はするんだけどな。うーん、どうしたらいいかなぁ?

母ちゃんが、意を決して窓を勢いよく開けた。その勢いに負けたように『クモ』は地面に落ちてすごいスピードで逃げていった。おおー、母ちゃんやるじゃないの。僕は感心して母ちゃんの顔を見た。

「みきおさん、怖かったね」

母ちゃん、やっぱり怖かったんだ。でも、強かったよ。すごいよ母ちゃん!「みきおさん、ひとりで退治しようとしたらダメ。いつもは呼んでくれるのに。次からはちゃんと呼んでね」と疲れた顔で言った。

そうだよ、僕の仕事は侵入者を発見したら、みんなを呼ぶことだった。気をつけるよ、母ちゃん。家族は力を合わせないとね。『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために』だもんね。

侵入者が現れたら、今度こそ、母ちゃんや姉ちゃんと退治するんだ!さぁ、侵入者よ、来たまえ!!!

母ちゃん、なに?侵入者が来ないことがいちばんだって?そりゃそうだよね。万が一の話だよ、万が一!その時のためにイメージトレーニングしとかなきゃね!じゃあまたね、ニャンバーイ!

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