僕はみきお、みんな元気？今朝、２階の部屋でクモさん見つけたよ！とっても早く動くから、あやうく見失うところだったよ。
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僕の家ね、２階の部屋のひとつが、キャンプサイトになる予定なんだ！今まさに、改装中ってわけ。姉ちゃんと母ちゃんが、時間があるときに、コツコツ作業してるよ。
もちろん、その部屋も、僕が毎日、何度も見回りしてる。チェストがなくなったと思ったら、芝生みたいなじゅうたんが敷かれて、その上にテントが張られた。このじゅうたんが、僕のお気に入り。すごく気持ちがいい。この上でゴロンと横になると、すぐに眠たくなっちゃうんだよね。
どうして、家の中にキャンプサイトを作ろうとしてるのかって？それはね、僕のためだよ。母ちゃんと姉ちゃんは、僕と一緒にキャンプしたいんだ。本当は自然の中のキャンプ場に出かけてね。
でもさ、僕は『カラー』や『ハーネス』それに『リード』が苦手でね。それって外に出られないってことでしょ？車に乗って出かけるのも嫌なんだよね。
そこで、家の中でキャンプしようってことにしたらしいよ。それなら僕も参加できるしね。ナイスアイデアだね！
なんと、壁紙までこれから変えていくらしい。森の中にいるみたいな感じの壁紙にするんだって！楽しみだなぁ。
そのキャンプサイトに、今朝、クモさんが現れた！母ちゃんが苦手なんだ！僕がなんとかしなきゃ！！！
まだキャンプサイトに残っているチェストの後ろに入っちゃった！「おーい！クモさん、出てきてよー！」呼んでも出てこないな。
ここにいるなぁ。クモさん、出ておいでよ！足だけ見えてるよ。
届きそうで届かない！だんだん燃えてきたー！もうちょっとで届くのにぃー！昨日、姉ちゃんが爪を切ったせいだ！爪があったら、楽々で届くのに！
ああ〜っ！どんどん奥に行っちゃうよ！行かないでよ、クモさん！
あーあ…。どっか行っちゃった。僕、クモさんを捕まえられなかったよ。ごめんね、母ちゃんホントにごめんなさい。
そこに姉ちゃんがやってきて、紙を使って、さっさとクモさんを捕まえて、外に逃がしてくれた。あまりの早さに、僕は呆然とその様子を見ていた。やっぱり、できる女は違うなぁ。僕、姉ちゃんを尊敬するよ。
僕は、母ちゃんのところへ走って「もうクモさんいないよ！姉ちゃんがとってくれたから！」と知らせに行った。「姉ちゃんすごかったんだよ！」って言ったら、母ちゃんうれしそうにニコニコしてたなぁ。
それにしても、クモさんってすごいね。姉ちゃんが外に逃がしたとき、糸を出してピューっと地面に降りて行ったよ。早かった。あれなら、僕から逃げることなんて、お手のものだね。僕も、もっとトレーニングしなきゃ！
こうして、キャンプサイト作りは再開したよ。完成したら、みんなにお披露目するね！お楽しみに！じゃあまたね、ニャンバーイ！
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