僕はみきお、みんな元気?昨夜、僕は、トイレではないところで、うんこをしちゃった。今まで、1回も、おしっこやうんこをトイレ以外のところでしたことないのに。ちびったことも、もちろんない。それにね、やっちゃったことを、黙っていたんだ。今日の3時のおやつの時間までね。こんな僕を、みんなはどう思う?
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僕の家の父ちゃんは、晩ごはんを食べて、お酒を飲んだら、すぐに自分の部屋へ行くんだ。その父ちゃんの部屋は、ドアが閉まっていることがほとんど。ときどき、ドアが開いていることがあると、僕は見回りのために部屋の中に入るんだ。そうすると、父ちゃんが「みきおくん、なにしてるの?早く出ていってよね」って必ず言うんだよ。僕に知られるとヤバいものでもあるのか?秘密でおやつを食べているのか?母ちゃんや姉ちゃんに怒られるような物を隠しているのか?いずれにせよ、いつか明らかにしないとダメだなって考えていた。
そしたら、そのチャンスが来た!
あれは昨日の午後7時過ぎのこと。父ちゃんは、晩ごはんを食べたあと「明日はゴルフに行くから、朝、早いんだ。もう部屋に行くね。おやすみ〜」って言って、早々と部屋に行った。いくら早朝ゴルフだって言っても、まだ7時だよ、7時!もう寝るのか?早すぎだろ!
僕は、そんな父ちゃんを見張ることにした。でも案の定、僕が父ちゃんの部屋に入る前に「みきおくん、おやすみ」と言って、父ちゃんは部屋のドアを閉めたんだ。
見張ると決めた以上、こんなことで引き下がる僕ではない!ドアの前に座って、耳を澄ませていた。YouTubeでゴルフの動画を見てることがすぐにわかった。100をきりたいといつも言っているから、そのための勉強をしているんだろうな。頑張れよ、父ちゃん!
そのとき、突然ドアが開いた。「なにやってるの?みきおくん」父ちゃんは、そう言ってトイレに入った。おっと、部屋のドアが開けっぱなしだ。今だ!この隙に部屋に入って捜索だ。
え〜っと、特に怪しいものはないみたいね。おやつのニオイもしないし、僕のおもちゃが横取りされている様子もないな。ベッドの下も点検してみよう。
ガタンと音がして、父ちゃんがトイレから帰ってきた。ベッドの下にいたおかげで、気づかれずにすんだよ。よかった。
ベッドの下も異常なしか…。父ちゃん、なにも隠したりしてないじゃない。ちょっとつまらないなぁ。お宝とか見つけたら、男同士、秘密ができたのにさ。さぁ、リビングに戻ろう。
ええーっ!!!ドアが閉まってる!父ちゃんの部屋から出られないよ!父ちゃんに言えば、開けてくれるけど、この状況で「開けてよー」なんて言いにくい。どうしよう!
そうだ!次に父ちゃんが、トイレに行くときまで、じっとしていよう。ドアが開いたら、ささっと外に出ればいいもんね!
父ちゃん、ぜんぜんトイレに行かないなぁ。僕、うんこしたくなってきたよ。どうしよう。
もう我慢できない!鳴いちゃえ!そうすれば父ちゃんがドアを開けてくれるさ。
僕は、大声で鳴いた。でも、父ちゃんは、いびきをかいて寝続けた。漏れちゃうよ!僕、うんこしたいんだよ!
鳴き続けたけど、ダメだ。父ちゃんに頼るのはやめた。うんこしてもいい場所を探した。
あるはずないよね。僕のトイレは、リビングと寝室にあるからさ。
もう仕方ない、床に置きっぱなしになっている父ちゃんのジーパンの中でうんこしよう。
ジーパンの右足と左足の間でうんこして、そっとしておいた。いつもみたいに、カキカキするチップもないし、下手にジーパンをカキカキしてうんこが出てきたらイヤだもんね。
うんこをしたら、おなかが空いてきた。そのとき、僕を呼ぶ母ちゃんの声が聞こえた。どうせ父ちゃんは起きないから、でっかい声で母ちゃんを呼ぼう。「母ちゃ〜ん、僕はここだよ!開けてよー」
母ちゃんは、すぐに気づいて、僕のためにドアを開けてくれた。もちろん、すぐにごはんをもらったよ!
ここまでが、昨日の話。それで、今日のおやつの時間の3時頃に父ちゃんがゴルフから帰ってきた。部屋に着替えに行って、ジーパンの異変に気付いたってわけ。
母ちゃんも姉ちゃんも、父ちゃんに怒ってた。僕が父ちゃんのジーパンでうんこしちゃったのに。
僕を部屋に閉じ込めたことを、怒ってたんだ。僕は、怒られている父ちゃんの顔をじっと見てた。父ちゃんのジーパン、ごめんね。それと、僕のうんこを隠してくれてありがとね。父ちゃん、これからも男同士仲良くしようね。
ニャンズのみんな、僕みたいに閉じ込められないように気をつけようね。ニンゲンのみんな、ニャンズを閉じ込めないでね。夏の暑いときだったら、大変なことになっちゃうもんね。僕も父ちゃんの部屋に入るときは、もっと気をつけるよ!じゃあまたね、ニャンバーイ!
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