僕はみきお。みんな元気？みんな爪、切ってもらってる？嫌だよね。何回切っても慣れないもんね。せっかく、爪とぎでガリガリといだのに「爪切るよー」って言われると、イラっとしちゃうのは僕だけ？全力で逃げるよね。だいたいさ、そんなに爪を切りたけりゃ、自分のを切れよ、自分のを！ん？違うか。僕の爪を切りたいのか…。うーん、はぁー、嫌だ！やっぱりイヤだ！断固拒否！爪引っ込めてやる〜！僕の爪切り、諦めてよ！！！
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これ、知ってる？
週に何度か床に落ちてない？僕たち猫は、爪がとーっても大事なんだ。木に登ったり（僕みたいな室内飼いのニャンズにとってはキャットタワーかな）スタートダッシュしたり、獲物を獲ったり（僕の場合はおもちゃかな）猫パンチの最上級として、爪を出してのパンチに使ったり腹の立つ相手を引っ掻いたりさ、猫にとっては重要なアイテムのひとつなんだ。「大事な爪が床に落ちてるなんてー！うちの猫、大丈夫かしらー？」なんて心配してくれてるおともだちいませんか？うちの家族は母ちゃん以外、全員「えーーーっ！何これ？爪じゃん！大丈夫？みきお！」って大騒ぎしてた。母ちゃんは若かりし頃女の子のネコちゃんを飼ってたから、知ってたみたい。でも『甘皮』だって言ってた。違うんだな。えっへん！今から私、みきおが皆さんにお教えしましょう。
ニンゲンの爪と猫の爪、比べてみてください。全く違いますよね。ニンゲンは平らな爪です。猫は三日月みたいにカーブしています。ニンゲンの爪は、爪の根本から伸びていきます。猫もそこは同じです。でも猫の爪は何層にも分かれていて（重なっていて）1番外側の爪が古くなるとペロっと剥がれるわけです。その剥がれて落ちた爪が上の写真です。だからニャンズにとっては痛くも痒くもないわけです。心配ご無用というわけです。どうです？猫の爪についてわかりましたか？母ちゃん、『甘皮』ではないですよ！
ちなみにこれ、以前紹介した僕のお気に入り爪とぎです。猫は前足の爪しかとぎません。とげません。後ろ足はどうするかって？爪に噛みついて引っぱるんだよ！爪切りの後でよく見かけるでしょ？
これが、今使っている爪切り。爪を切った時の衝撃が少ないのが特徴。サクッと静かに切れるんだよ。母ちゃんに抱っこしてもらって、姉ちゃんにこれで切ってもらうようになってから、ジタバタしないで切ってもらえてる。爪切りって大変だもの。ニャンズもニンゲンも！みんなも爪切りがんばろうねー！じゃあまたねー！ニャンバーイ！！！
私たちヒトにとっても爪って大切ですよね。深爪してしまうとしばらく何をしても痛いですもんね。大切な指先を守ってくれる爪、大事にしないといけないですね。猫様たちの爪は、出したり引っ込めたりできる、猫自身を守る大切なアイテムなので、私の爪以上に大事にしてあげたいと考えています。爪切りや爪とぎにはできる限り気を配るようにしています。もっと良い方法がありましたら教えて頂きたいと思います。がりおかわさびでした。
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