僕はみきお、みんな元気?もう10月になったね。暑い夏は、とても長かったけど、気づいたら今年もあと3ヶ月。早いねぇ。
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みんなのお家では、虫さんの声聞こえる?僕の家は、山のふもとなので、いろいろな虫さんの声が聞こえてくるんだ。窓のそばで聞いていると、けっこう大きな声で鳴いてる。どうして鳴いているんだろう。僕は虫さんに尋ねてみたけど、どうやら『ニャン語』は通じないみたい。
最近よく聞こえてくるのは「リーン、リーン」という声。『スズムシ』っていうんだね。きれいな声!『鳴く虫の王様』なんていうすごい別名があるくらいなんだ。こっちで「リーン、リーン」と鳴くと、向こうのほうから「リーン、リーン」と聞こえてくる。おしゃべりしてるのかしら?
それにね、僕らニャンズやニンゲンは、口から鳴き声を出してるよね(まぁときどき、鼻からも声が出ちゃうこともあるけどさ)、虫さん達は、左右の前羽の根本をこすり合わせて音を出しているらしい。すごいね!僕の手をこすり合わせても、何も音がしないよ。みんなはどう?音、出せる?
じつは、虫さん達のほとんどの種類が、男の子しか鳴かないんだって。知ってた?「ボクはここにいますよー」「ここからはボクの家ですからねー」「キミよりボクのほうが強いんだぞー」とかいう意味みたい。
「リーン」って1回音を出すために、40回以上も羽をこすり合わせているんだ。大変そうだよね。もっと耳をすませて聞かなくちゃ!
「リーン、リーン」と鳴く『スズムシ』のほかには、「チッチッチッチッ」っていう声も聞こえてくる。母ちゃんが調べたところ『カネタタキ』という虫さんらしい。「ジージー」とうるさめの鳴き声も聞こえるよ。これは『クビキリギス』。「コロコロコロコロ」と鳴いているように聞こえるのは『コオロギ』。みんなステキな声!
そうそう、虫さんの声が聞こえるのは、日本人とポリネシア人だけなんだって!ここからは、ニンゲンの『脳』の話になるよ。
超簡単にいうと、音楽・雑音などを認識しているのが『右脳』で『音楽脳』とも呼ばれている。人が話す声を理解するのが『左脳』で『言語脳』と呼ばれているよ。
虫さんの声をどちら側の『脳』で聞くのかが違うらしい。日本人(母国語が日本語の人)は、『言語脳』で聞き、それ以外の人は『音楽脳』で聞いているんだよ。
それってどういうことなのかというと、日本人が『虫さんの声』として聞いているのに対して、それ以外の人は『虫さんの音』として、雑音みたいに聞こえるんだって。ニンゲンって不思議だね。
僕は『虫さんの声』をちゃんと聞いてるよ。でもさ、冬になったら虫さんはいなくなっちゃうよね。寂しくなるよ。だから、今、にぎやかな虫さんのコンサートを心から楽しむよ!じゃあまたね、ニャンバーイ!
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