僕はみきお、みんな元気?今日は前回の話の続きだよ。姉ちゃんと母ちゃんは、霧多布岬に朝7時に着いて『ラッコ』さんが綺麗な海で気持ちよく泳いでいるのを見た。
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僕の家では結構な暑さだったのに、気温が5度だったんだって。寒くてダウンジャケットを着たって母ちゃんが言ってた。車のウインドウが凍っていたし、たんぽぽ(エゾタンポポっていう種類で、5〜6月が開花時期なんだってさ)のわたげも凍っていたらしい。
『霧多布岬』を堪能したふたりは、レンタカーで2時間もかけて『摩周湖』へ行ったんだ。途中に通った『別海町』は、ニンゲンよりも『ウシ』さんのほうがたくさん住んでいることで有名なところなんだって。
車の窓から多くの牧場が見えて、たくさんの『ウシ』さんがのんびりしていて、かわいかったみたいだよ。本当は、美味しい搾りたて牛乳やソフトクリームを食べたかったらしいけど、残念なことに、母ちゃんも姉ちゃんも乳製品にはめっぽう弱いんだ。旅先でお腹を壊すことほど怖いことはないもんね。帰って来てからも「食べたかったなぁ、ソフトクリーム!」って何度も言ってるよ。僕も美味しい牛乳には興味があるよ!いつか味わいたい!
気持ちいい大平原だね。こんなに素敵なところに住んでいる『ウシ』さんたちが、僕はちょっとうらやましいよ。ずっと遠くまで見渡せるんだもんね。
なに?『ウシ』さんは目が悪いの?視力が0.04〜0.08?姉ちゃんより目が悪いじゃないの!メガネが必要じゃないの?
でも、視野がとっても広いんだって。320度?見えないところないじゃん!後ろを向かなくても後ろが見えちゃうんだ。『ウシ』さん、すごいね。ちなみに、ニンゲンは180度、僕たちニャンズは250度見えている。モ〜『ウシ』さんには敵わないな。ふふふふふ。
牧場が続く大平原を抜けて、山道を登って『摩周湖』に着いたふたりはあまりの絶景にびっくりしたんだ!
ねっ!とっても綺麗だよね!天気が良かったことに加えて風がほとんどなかったんだって。だから湖面に摩周岳(カムイヌプリ)や雲が映っていて幻想的なんだね。それに青い!これでもかっていうくらい、青い!これが『摩周ブルー』と言われる青さなんだね。
『摩周湖』は、湖に流れてくる川がない。そして湖から流れ出る川もない。ん?どういうこと?
『摩周湖』の水源は、ほとんどが雨。不純物と一緒に水を運んでくる川が流入していないから、透明度が世界第2位だ。透明度が高いから『摩周ブルー』と言われるほど青がとっても綺麗なんだね。
でもさ、出ていく水、川がないのなら、溢れちゃうよね。
摩周湖の周りには、たくさん湧き水が出ているところがあるみたい。綺麗な水が湧き出していることで有名なのが『神の子池』だ。カッコいい名前だね。
はぁ〜。『摩周湖』綺麗だったね。実際に見て来た母ちゃんと姉ちゃんが、何回も写真を自慢げに見せてくる気持ちもわかるよ。僕も一緒に行きたかったなぁ。
次回は、この続きだよ!まだ北海道の話は続きます。僕はおなかが空いたので、今からサーモンのウェットフードをもらいまーす!じゃあまたね、ニャンバーイ!