僕はみきお、みんな元気?今日は、母ちゃんと姉ちゃんの北海道旅行のお話、最終話だよ!前回はとっても綺麗な『摩周湖』を見たところまでの話だったね。吸い込まれそうな深い青『摩周ブルー』が印象的だったなぁ。
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『摩周湖第3展望台』から、一気に山を下ったふたり。向かった先にあったのは『硫黄山』だ。アイヌの言葉で『アトサヌプリ』っていうんだってね。『裸の山』っていう意味らしいよ。
硫黄独特のニオイがして、あちらこちらから噴煙が上がっていて、ちょっと怖かったって母ちゃんが言ってた。どんなニオイなの?ゆでたまごのニオイ?ちがうの?オナラ?!そりゃ臭いよね。
噴煙が上がっているところは、なんと1000箇所以上もあるんだ。その影響で、広範囲にわたって、木が生えていない。だから『裸の山』→『アトサヌプリ』ってアイヌの人たちは呼んでいたんだね。
『硫黄山』でニオイと迫力を堪能した母ちゃんたちは『屈斜路湖』の湖岸を通って『美幌峠』へ向かった。
ここには『ぐるっとパノラマ美幌峠』という道の駅があるんだ。なにやら母ちゃんは、ここで食べたいものがあったんだとか。その前に、ここもまた、景色が素晴らしかったんだって!
大きな島があるんだね。この島は『中島(なかじま)』っていって、湖の中にある島では日本でいちばん大きな島なんだ。自然環境を守るために、上陸してはダメなんだよ。
湖の周りには、ところどころに温泉があったらしい。時間がなくて温泉に入れなかったって、姉ちゃんが残念がってたよ。
それで、なにを食べたのさ?『あげいも』?美味しかったんだ。いいなぁ、僕も食べたかったよ。写真見せてよ。マジか…。写真撮るのを忘れて、食べちゃったんだ。さすが母ちゃん、食欲に勝る欲は無し!
そのあと『開陽台』に行ったんだ。ここは、視界が330度と言われている。ぐるっとひと回りが360度だから、残りの30度は?
この写真は、母ちゃんがパノラマで撮ったものなんだけど、右側に山が見えるでしよ?この部分が問題の30度らしい。ここに行くと、地球の丸さがわかるよって母ちゃんが言ってた。この展望台の周りは、牧場なんだ。ウシさんの保育園があったみたい。生後6ヶ月以上のウシさんがのびのびと生活しているんだ。
『開陽台』の展望台までは、結構な急階段だったみたい。今回の旅行でいちばん疲れたって、ふたりとも口を揃えて言ってた。日頃の運動不足がたたったんじゃないの?
無事、全行程を終えて、中標津空港から帰ってきた。母ちゃんは、飛行機から降りた時、蒸し暑さで帰ってきたことを実感したらしい。楽しみが終わっちゃって寂しかった姉ちゃんは、整えたはずの髪の毛が湿気でうねり始めたことで、もう北海道が恋しくなっちゃったんだって。なんだそれ。
旅行中、僕に会えなくて寂しかったんじゃないの?!そうでしょ!だから、無事に帰って来られて良かったじゃん!そんなに北海道が好きならさ、みんなで引っ越せばいいじゃない!我ながらいい考えだ。
姉ちゃんをこんなにもトリコにする北海道へ、僕も行ってみたい。僕の大好きなカツオあるよね!美味しいサカナが食べられるなら、僕、どこでも生きていけるよ!姉ちゃんと母ちゃんが一緒なら大丈夫!
3回にわたった北海道の話は、これでおしまいです。写真や動画をたくさん見せてもらった僕は、北海道の夢を見そうだよ。僕も行けたらいいなぁ。楽しみだ。じゃあまたね、ニャンバーイ!