僕はみきお、みんな元気?『長い』といえば、みんなは何を思い浮かべる?ミミズくん?ひこうき雲?トレーラー?ヘビくん?ゾウさんの鼻?いろいろあるけど、僕がいちばん長いと思うのは、断然『姉ちゃんの気』だね。全然怒らないんだ。怒っているところを見たことがない。すごいよね。そんな姉ちゃんを僕は尊敬している。
反対に、母ちゃんとぴっちゃん(今は別のところに住んでいる姉ちゃんの妹のことだよ)は、気が短いんだよね。特に母ちゃんだ。ドッカーンと雷が落ちるみたいに怒るだけ怒って、後を引かない。メリハリがあるというか、サッパリしているというか、見ていて面白いんだ。
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そんな姉ちゃんと母ちゃんが、僕のことを「みきおさんは長いねぇ」って言うんだ?長いのは足?それとも胴?どちらが長いかで、ずいぶん気分が違うけど、どっちよ?
これを見て!
この写真を見て『長い』って言うんだ。これ、長いんじゃなくて、背が高いって言ってくれないかなぁ。それにさ、これくらいは朝飯前さ!僕が本気を出したら、もっともーっと伸びるんだよね!すごいだろ?!まるで魔法のようでしょ?!
ニャンズが伸びるのには、ちゃんとした根拠があるんだ。
そのひとつは、骨の数がニンゲンより多いってことだ。ニンゲンは大人で206個。ニャンズは個体差があるけど、だいたい240個だ。脊椎の数は、ニンゲンが24個、ニャンズは30個とその差は歴然。
ふたつ目には、背骨をつなぐ『椎間板』と靭帯のサポートの役目もある『筋肉』がとっても柔らかいことが挙げられる。だから、しなやかに、そして伸びやかに動けるんだ。
3つ目は、皮膚の柔らかさだね。お腹から後ろ足までの皮膚が特に柔らかく、よく伸びる。「みきおさんのお腹、ダブダブしてる」って、笑いたい奴は笑えばいいさ。『ルーズスキン』といって、意味のあるダブダブなんだからさ!この『ルーズスキン』のおかげでグーンと足を伸ばせるんだよ。
おおまかに説明すると、この3つがニャンズが長いと言われる原因と考えられるって訳。
話は変わるけど、僕は、抱っこが嫌いだ。だから、抱っこされそうになった時に、この必殺技を使って、体をグーンと伸ばして抱っこを阻止するんだ。けっこう効果があるよ。姉ちゃんは、僕が伸びると抱っこを諦めるもん。その時のコツは『無』になること。とにかく心を『無』にするんだ。そうすれば、体を長ーく伸ばせるのさ。
高い所に手を伸ばしたり、テーブルの上をのぞいたり、高さの低い所を通る時とか、体を伸ばすことができると、とっても便利だよ。
でも、伸びている僕の写真を見て、僕は驚いたよ。こんなに長いんだってね。
母ちゃんは、何センチくらいか測りたいみたいだけど、それは勘弁してよ。知らない方が幸せなこともあると思うよ。それに、僕自身が知りたくないよ。だって『胴』の長さでしょ?いやだよ、胴長なんてさ。測らなくていいよ。
そんなことより、お腹が空いてきた!そろそろごはんの時間でしょ!早くごはんちょうだい!僕の『ルーズスキン』が余計にルーズになってきた!!!大変だ!じゃあまたね、ニャンバーイ!