僕はみきお、みんな元気？暑い！ホントに暑い！去年もこんなに暑かったっけ？早く、秋よ来ーい！！！あっ、切り干し芋食べたい…。
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昨日、またカミナリが鳴ったんだよ。ちょっとの間だけだったからよかった。そうそう、招き猫って、みんな知ってるでしょ？実は、カミナリと関係があるんだよ。
『お話は、江戸時代までさかのぼります。当時の彦根藩主、井伊直孝さんが、鷹狩りの帰り道に雨に降られました。豪徳寺というお寺の1本の木の下で、雨宿りをすることにしました。そしたら、１匹の三毛猫が現れて、手招きしたそうです。直孝さんがその猫の方へ歩いて行ったら、なんと、さっきまで雨宿りをしていた木に、カミナリが落ちました！ガラガラどっしーん！三毛猫のおかげで、カミナリを避けることができた直孝さんは、無事に家に帰りました。そして、お礼に、お寺にたくさんの寄進をしました。和尚さんは、この三毛猫が亡くなると、お墓を立てました。のちに、招猫堂が建てられ、猫が片手を上げた姿の招福猫児（まねぎねこ）がつくられるようになったそうです。』諸説ありです。
いゃ〜、よかったねぇ。三毛猫大先輩、すごい方だわ〜。それでね、そのすごい三毛猫大先輩をモデルにした超有名なキャラクターさんが、『ひこにゃん』さんです！大人気だよね！「ひこにゃん、ひこにゃん、ひこにゃんにゃん♪」ていう歌もあるもんね！
他にも、招き猫の元になったとされるお話は色々ある。大蛇に噛まれそうになった女の人を助けたとか、戦国時代に、戦いに敗れて道に迷っていた武士を、お寺まで手招きして道案内した黒猫のお話とかね。ニャンズ、マジですごくない？！
招き猫って、いろんなタイプがあるのは知ってる？右手を挙げている猫は、金運を招き、左手を挙げている猫は、人を招く。両手を挙げたらどう？両方招くのかな？それは大変だ。でも、両手を挙げたら、お手上げだって言って、嫌がるニンゲンもいるみたいよ。欲が深すぎるのもねぇ…。
三毛猫の招き猫が一般的だけど、黒い招き猫は『厄除け』、赤い招き猫は『病よけ』の意味があるんだって！
日本でニャンズは、2100年も前からニンゲンと一緒に生活していたんだ。弥生時代だよ。ずいぶん昔だね。長崎県の壱岐市にある『カラカミ遺跡』でニャンズの骨が発掘されたんだって。ニャンズは、米などをネズミから守ってくれるので、ニンゲンは助かった。ニャンズにとっても、ニンゲンのそばにいれば、米を食べに来るネズミが獲れた。これってWin-Winの関係じゃん！
そんな昔から今まで、ニャンズとニンゲンはいっしょに生きてきた。そりゃ仲良しなわけだ。これからも僕らニャンズと仲良くしてね！じゃあまたね、ニャンバーイ！
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